シェービングブラシ(レデッカー)

ひげが濃い。
頭髪は薄くなる一方だが、ひげは一向に薄くならず白いものが混じる程度だ。

ずっと電気カミソリを使ってきた。なぜなら、手動のカミソリで剃ると必ずカミソリ負けをしたからだ。
先日、今時の3枚刃の手動カミソリで剃ってみた。なかなかの切れ味で、カミソリ負けもほとんど無かった。
切れ味はもちろんだが、本体に適度な重みがある方が無理に押し付けて剃る必要がなく、カミソリ負けも少ないらしい。

これなら使えるということで、夜に風呂で手動カミソリで剃り、朝は軽く電気カミソリで剃ることにした。p8230545


さて、風呂で剃る時には石鹸を泡立てて使うわけだが、たまたまあったシェービングブラシとおぼしき物を使ってみたら、すごくきめ細かな泡が立ってよかった。
しかしこれが如何せん、取っ手の金属部分から毎回黒っぽい色が出て、どうもシェービングブラシではないような感じだ。

それでは新しいのを買うしかないと、いろいろ調べてみると、100均で売っているものから、数万円するものまでピンキリだということが分かった。
そして悩んだ結果購入したのが、これ。
というわけで、今回の無駄遣いはレデッカーの「シェービングブラシ」だ。

調べてみてはじめて知ったが、レデッカーというのはドイツの老舗のブラシメーカで、シェービングブラシ以外にたくさんの種類のブラシを作っている。

それではなぜ、このブラシを選んだのか。

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シェービングブラシの毛の種類には、人工毛、豚毛、馬毛などいろんな種類がある。
その中で最もシェービングブラシに適していると言われているのが、何と「穴熊(アナグマ)」の毛だそうだ。
穴熊の毛は、細いのに適度に腰があり、油分を含んでいて、一つにまとまらない等の性質があるのがその理由だ。

そして、穴熊の毛の中でも最高品質といわれるのが、腹の部分の毛だ。なぜかというと、穴に潜るときに毛先が擦れて細くなり、大変具合が良いそうである。
次に背中、そして喉元の毛と続く。

今回買ったブラシの毛は、残念ながら腹ではなく背中の毛だったが、穴熊の毛を使ったブラシの中では安価で品質も良さそうだったので選んだ。価格は5000円弱だった。
ちなみに右の写真が現物だが、Reinが「純粋な」Dachsが「穴熊」という意味で、純粋な穴熊から「穴熊毛100%」という意味になるのだろうか。
余談だが、「ダックスフント」は日本語に訳すと「穴熊犬」となる。穴熊猟に使われた犬らしい(関係ないか・・・)。

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肝心の使い心地だが、他のを使ったことがないので正直分からないが、手で泡立てた場合とは違い、格段にきめ細かな泡が立ち、ブラシの適度な刺激が肌に心地よい。
本来は専用のカップの中で泡立てて使うらしいが、僕は直接ブラシに石鹸をつけ、顔で泡立てて使っている(単にカップがないだけです)。

風呂でシェービングをするようになってから、風呂に入るのが楽しみになった。
シェービング後のスッキリ感が何ともたまらない。
それにお肌もツルツルになるのよ。
一度このシェービングの快感を味わってしまうと病み付きになり、二度と電気カミソリには戻れないだろう。

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ブラシを使った後は、ぬるま湯と水でよくすすぎ、水気を切り、ブラシをよく広げて乾かす。
このとき、ブラシを下に向けて乾かすのが肝心で、そうしないとブラシの根元が乾かずよくないらしい。

そのために写真のような専用のスタンドがあって、欲しかったのだがケチって買わなかった。
針金で作ろうとしたが失敗し、今はとりあえず大き目の洗濯バサミに挟んで、洗面所にぶら下げている。

話は変わるが買ってすぐ、何気なしにブラシの臭いを嗅いでみた。
決していい匂いではない。
穴熊の臭いなのか、毛の加工時の油の臭いなのか。
何の臭いかは分からないが、何だか懐かしくて、胸がキュンとなった。
未だに何の臭いかは思い出せないが、嗅ぐたびに昔にタイムスリップしたような気分になる。
というわけで、最近は毎日風呂で臭いを嗅いではタイムスリップしている(何してんねん・・・)。

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男の無駄遣い