ブラックアイボリーコーヒー(Black Ivory Coffee) 2013.08

タイから小包が届いた。
乱暴に扱われたらしく、箱がひしゃげている。

8月は僕の誕生日の月で、子供達が気を使い、プレゼントをくれる。
今年は娘は、ソムリエならぬ「ス(酢)ムリエ」が造った飲めるお酢(ブルーベリーとアップル)をくれた。(毎日おいしく頂いてます)
そして息子がくれたのが、タイから届いたこの小包の中身だった。

タイといえば象、象といえば象牙?
いやいや、象牙はワシントン条約でもう輸入は出来ないはず。
さて、何なのか。
開けてみると、それは少量のコーヒー豆だった。
という訳で、今回の無駄遣いは「ブラックアイボリーコーヒー」だ。
といっても、今回は息子の無駄遣いだが。

p8030489


僕がコーヒー好きだからこれをくれたと思うのだが、その値段を聞いてビックリ!!!
何と12000円!!!
12000円???  最初は耳を疑った。
あの有名な「コピルアック」でさえ、100g 数千円である。
しかもこれは35gしか入っていないので、100gに換算すると
何と3万円以上ということになる。

冷や汗をかきながら、小包を開ける。
小包の外観とは裏腹に、中のパッケージはお洒落な感じだ。

p8050490


パッケージの裏には英語で何やらたくさん書いてある。

「ブラックアイボリーコーヒーを世に出すまで10年かかった。象の消化酵素で苦味のないまろやかな味になる。33kgのコーヒーチェリーから、1kgのコーヒー豆しかできない。売り上げの8%は象のために使われる・・・」などという意味のことが書いてある。

ブラックアイボリーコーヒーの製造方法はこうだ。
1 コーヒーチェリー(コーヒーの実)をエサに混ぜて、象に食べさせる。
2 象のウンチの中から、コーヒーチェーリーを選別する(手作業)。

3 コーヒーチェリーから豆を取り出し、洗って天日干しをする。
象使いの妻や子供の仕事らしい。

p8050492


パッケージを開けると、真っ黒な袋が出てきた。
真空パックされているようだ。

p8050496


ドキドキしながら開封する。
アラビカ種の豆らしいが、少し小さめで、浅めのローストだ。
通常のコーヒー豆にはない、独特の強い香りを放っている。

さて、飲むのがもったいなかったが、飲まないわけにもいかない。
浅煎りなので、いつもより少し細かめに挽いて淹れてみた。
20gで2杯分淹れて、3人で分けて飲んだ。
一人約2600円の計算だ。

やはり独特の何ともいえない香りがする。
苦味がほとんど無く、酸味が強く、後味がいい。
はっきり言って、物凄く美味しいかといえば、そうではない。
ただ、こんな高いものを自分では買うことはないし、とても珍しいものを飲ませてもらった、という感じだ。
まあ、これを飲んだことのある日本人は、そう多くはないだろうから、いい経験をさせてもらった。

何はともあれ、息子よありがとう。父は、君の気持ちが嬉しかったよ。そしてゾウさんも喜んでるだろう。
でも来年からは、もっと安いものでいいからね。
無駄遣いは、お父さんだけで十分です。

p8100519 015

男の無駄遣い