塩麹(しおこうじ)

決してブームに弱いわけではないが、世間が騒いでいると試したくなる(それをブームに弱いというのでは?)。

最近、塩麹(しおこうじ)、塩麹と世間がうるさい。
塩麹? なんじゃそりゃ。
調べてみると、どうやら美味しくて体にいいらしい。
入手して使ってみると、本当に美味しかったので、自分で作ってみることにした。

ネットでは、いつものごとく売り切れが続出しており、やっとのことで「乾燥米こうじ」を入手した。
というわけで今回の無駄遣いは「塩麹」である。

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そもそも塩麹とは何なのか。
簡単に言うと、麹と塩と水を混ぜて発酵させた調味料だ。
麹はご存知のように、味噌や醤油の製造には欠かせないもので、麹菌を穀類等に付着させて繁殖させたものである。
それではなぜ塩麹はおいしいのか。
それは麹菌が繁殖するときに出す酵素に秘密があるようだ。
この酵素がうまみを出したり、食品の成分に作用して、柔らかくしたりするそうだ。

それでは仕込みにかかろう。
材料の割合は、塩:麹:水=1:3:3位だそうだが、レシピによって結構ばらつきがあるので、適当でよさそうだ。
今回は乾燥米麹を使ったので、水の割合を5にした。

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塩は普通の食塩でもよいが、自然に近い塩の方が体によさそうなので、写真の塩にした。

スーパーに行くと、様々な塩があってどれにしようか迷ったが、これはジッパーが付いていて、保管するときも自立する形になっていたので選んだ。

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米麹の入った容器に、計った塩を投入。
そしてよく混ぜる。

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水も水道水で何の問題はないが、気分的なもので、浄水器の水を使った。
そしてよく混ぜる。
写真は混ぜた状態だ。

さて、ここまで終わるとあとは待つだけだ。
常温で、夏なら1週間、冬なら2週間程度らしい。

毎日一度空気に触れさすために、混ぜたほうがよいとのことだ。

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これが仕込んでから1週間経ったもの。
写真ではわかりにくいが、少し茶色っぽくなってきている。
舐めてみると、塩辛さの中に、甘みが出ている。
米も少し柔らかくなっていた。
仕込んだ翌日に米が水を吸って、水が少し足りないように思えたので追加したが、ちょっと水分が多すぎたような気もする。

さて世間では、案の定塩麹が品薄状態だ。
杜仲茶、ココア、スキムミルク、寒天など、TV等で体に良いとか痩せるとかで放送されると、スーパーやネットショップから商品がことごとく姿を消す。

ただ塩麹の場合は、完成品の塩麹が手に入らなくても、麹が手に入れば作れるし、最悪「麹菌」から作ることも可能だ。


僕が作るわけではないが、塩麹はいろんな料理に使える。塩の代わりなので、使いやすい。

肉、魚、野菜等、使い道は無限にある。
塩と違って、味にコクやうま味があるので、料理がさらに美味しく感じる。

肉は、焼く何時間か前に塩麹を塗って置いておくと、驚くほど柔らかくなって美味しい。
きゅうり等の野菜に塗って1~2日置いておくと、とても美味しい漬物になる。
漬物といっても、ぬか漬けのように酸味のある漬物ではなく、塩味とうま味と少しの甘みがある、美味しい漬物ができあがる。

今年は庭にきゅうりでも植えて、出来たきゅうりで塩麹漬けでも作ってみようかと思っている。あ~楽しみ。
しかし、ブームとは去るもの。
いつしか塩麹が我が家から去る日もやってくるのだろう。
体に良いなら続けたほうが良いに決まっているが、いつまで続くことやら。

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男の無駄遣い