大人の科学 8ミリ映写機

学研からメールが来た。
それを見てすぐさま予約。
迷いはなかった。

と言うわけで、今回の無駄遣いは「大人の科学 8ミリ映写機」だ。
定価で7980円。
予約したら、少し割引があった。

手元に大量の8ミリフィルムがある。
父が家族の記録を撮り貯めたものだ。
映写機が故障してからは、僕がずっとそのまま保管してきた。

この映写機があれば何とか観ることができる。

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箱を持つと、思ったより軽い。
中身は本体と若干の付属品のみで、「こんなんで、ホントに映るのか」と思ってしまうくらいだ。

組み立ては、ハンドルをネジで取り付けるだけで完了。
電源は単3乾電池3本で、光源には高輝度LEDが使用されている。
高輝度LEDは消費電力が少ない割りに明るく、電球と違って切れることもないし寿命も長い。

フィルム送りは、ハンドルを手で回して行う手動式だ。
早速使ってみた。
何もかも手動なので、当然フィルム送りも手動だ。
レンズの部分にフィルムがなかなか通らない。
やっとのことでリールまでたどり着き、映写してみた。

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レンズを前後させてピント合わせをするのだが、、レンズと本体の接合が甘くて、フィルム送りの振動ですぐにボケてしまう。
レンス側にセロテープを巻いて対応した。

高輝度LEDとはいえ、本物の映写機と比べると圧倒的に暗い。
あまり大画面にすると、かなり厳しい。
部屋をできるだけ暗くして、小さい画面で観るのがベストだろう。

とは言え、映写機がなくて何とかして観てみたいと思っていた人にとっては、救世主に違いない。
最近はDVDに変換してくれるサービスもあるが、「部屋を暗くしてみんなで観る」という8ミリフィルム独特の雰囲気は、やはり映写機でないと味わえない。

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何本かのフィルムを観てみた。
最初は白黒だったが、途中からカラーになった。

幼稚園児の僕が踊っている。
運動会で兄弟が走っている。
実家の庭で家族が笑っている。

その中に、若々しい父の姿があった。
運動会の借り物競争で走る父。
家族旅行で笑う父。

今は僕のことすら判らなくなってしまった父が目の前で微笑んでいる。
時の流れというものは残酷だ。
観ているうちに、涙が出た。

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男の無駄遣い