電動チェーンソー(マキタMUC301)

狭い庭に樹木が3本ある。

まず1本目は「クスノキ(楠)」で、鳥の糞に種でも混じっていたのか、勝手に生えてきたもの。

2本目は「クヌギ(椚)」で、子供が幼稚園の時、庭に捨てたどんぐりから芽が出て育ったもの。

3本目は「ケヤキ(欅)」で、これは、貰ってきた1m足らずの苗木を植えたものだ。

どの木も20年以上の年月を経て子供達と共に成長し、立派な樹木になった。
クヌギなどは何年か前から、まん丸のどんぐりがたくさん生るようになった。

pc010298


と書けば目出たくいい話に聞こえるが、実は困ったことになっている。
というのは、庭で育っている木は3本とも大木になる木だということだ。
特にケヤキとクスノキは恐ろしいほど大きくなる木だ。巨木になる。それほど大きくなかった時は何も思わなかったが、近年その大きさと高さに圧倒され、恐れおののく事態になってきた。

幸いにもクスノキは、ガスメーターの脇にあったため、まだそれほど大きくなる前に、1mくらいの高さで切ったので、難を逃れている。
それでも、そこからどんどん新しい枝が生えてきて、放置しておくといつにまにか3m位まで伸びている。

pc010299


問題はケヤキとクヌギである。
悪いことに両方とも、家の外壁の近くに生えている。最近庭の一部がいつも湿っているので気になって掘ってみると、ケヤキの根っこが水道パイプを圧迫して、継ぎ手から漏水していたという事件が起こった。
また、木から随分はなれた場所のコンクリートの隙間から芽が出てきてそれが成長し、コンクリートが割れる事態が何ヶ所かで起こっている。
家の敷地中に恐ろしいほど根が張り巡らされ、そのうちとんでもないことになるのではないかと思うと恐ろしい。
これ以上大きくならないように、何とかしなければならない。

切れるところの枝は何回か切った。
しかし、切った枝の処分がまた大変なのである。
細かく切断してゴミ袋に入れないと、市に収集してもらえないからだ。


これまでは、高枝切りハサミの柄に折りたたみノコの刃を付けた自作の道具で枝を切り、ホームセンターで買った安物の電動チェーンソーでその枝を細かく切断していた。
しかし酷使したせいもあるかもしれないが、如何せん、切れ味が非常に悪い。本体が安いので替えチェーンを買うのももったいない。
そこで考えた末、ちょっといいのを奮発することにした。というわけで、前置きが長くなってしまったが、今回の無駄遣いは「電動チェーンソー マキタMUC301)である。
ガイドバー(チェーンが回転するいわゆる刃の部分)の長さ30cm、重量は約4kgと結構重い。
私は楽天で買ったが、15000円以内で買える。

pc010301


この製品を飼った理由は、マキタの製品だと間違いないし、消耗品等の部品も入手しやすく、また、工具無しでチェーンのテンション調節や交換が出来るところが気に入ったからだ。

先日早速使ってみた。
音はホームセンターの安物より若干静かである。
肝心の切れ味だが、これは抜群に良い。
今持っている物の5分の1くらいの時間で切れる。切れ味がいいので、比較的細く柔らかい枝も切れるのがとてもいい。
これで作業効率がグンと上がった。
一点気になったのは、チェーンオイルの減りが思った以上に早いことだ。オイルは100㏄が付属しているが、あっという間になくなる。私は1000㏄のオイルを同時に注文しておいたからよかったが、そうでなかったら途中でオイルを買いに走らなければならないところだった。pc010303


枝の後始末の問題はこれである程度解決したが、一番の問題は樹高を低くするために幹をどう切り詰めるかだ。
なぜなら、自分で管理できる高さにしておかないと、この先更に恐ろしいことになることが予想されるからだ。ケヤキは、庭の比較的広いところに生えているのでまだ何とかなる。
問題はクヌギだ。
クヌギは幅が1mほどの通路に生えていて、おまけに下にガレージがある。
下手に切り落とすと、ガレージの屋根に落下して大変なことになってしまう。
従って、下に落下しないように、切り落とす部分をまずロープで引っ張る等しておいてから切る必要がある。

pc070298 pc070303


文字で書くのは簡単だが、実際に屋根よりも高くなった木の先端を切るとなると、その付近まで自分が到達する必要があるから大変だ。
木によじ登るか、ハシゴで登るか、ロープでツリークライミングするか・・・。 やっぱりハシゴしかない。
ハシゴでてっぺん近くまで登り、落下しないようにロープで処理した後、鋸で切り落とす構想だ。
ハシゴは15000円ほどするが、業者に頼むことを思えば安いものだ。他に使い道もあるし。おっと、木の落下の心配をする前に、自分の落下を心配しなければならない。一応命綱を付けておかねば。
落下すれば大怪我は必至だし、下手をすれば死ぬかもしれない。
動けなくなって生き残るよりも、一思いにあの世へ行った方が、嫁は喜ぶかもしれないけどね(泣)。

pc070304

男の無駄遣い